この原稿は2005年に地元のFM局「レディオびんご」の番組内で、 1年にわたりお話しした原稿です。
01.「夢を叶える」 皆さん新年には「今年はこんな年にしたい」とか「今年こそこの夢を叶えるぞ」そんな決意をされたりすると思います。 私も、今年もいろいろな夢を抱いて、平成16年のスタートをしました。 仕事で言うとまず北斗 …
02.「人の話を聞く」ということ 聞くと言う字がいくつか在ります。もっとも一般的に使われる聞くと言う字は門構えの中に耳をかく「聞く」と言う字です。 これから話す聞くはこの聞くという字についての話をします。 この聞くとは別 …
03.「だろう」の話し 「過ぎたるは及ばざるが如し」と言う言葉があります。何事も程々と言うことが肝要だというわけです。 人間まじめが良いとは言っても、真面目すぎるのは不真面目な人より困ることもある。頑張るのは大切だが、頑 …
04.「あがく」 私の友人で学生時代陸上をやっていた人が居ます。その人と久しぶりにあったとき、彼がこう言いました。 「新聞やラジオで活躍は聴いてました。失礼な言い方になるけど、昔の丸山君からは想像も出来ないで、ずいぶん変 …
05.「あなたの人柄が決め手」 昨日有る会合に出席しました。その席で行政の仕組みがどうのこうのと言う話が出ました。昔から言い古されてきたことですが縄張りが複雑すぎて、市民が何かを相談したくてもたらい回しにされているウチに …
06.「あなたは正座ができますか?」 先日ある人と雑談をしているときに、「最近の若い人はちゃんとした姿勢がとれない」という話をされました。その方は60歳を過ぎた今でも、週に一・二度水泳をしている人で、 その人が言われるに …
07.「あなたも狙われている」(人生落とし穴だらけ) 私の所には毎日多くの方から相談や依頼が持ちかけられます。その中にはお金がらみのトラブルが非常に多くあります。「こりゃ騙されても仕方ないな」と言うものから「良くこんな子 …
08.「がんばり方を考えよう」 会社で働く人の殆どが一度や二度は考えることは「こんなに頑張っているのに何故評価をして貰えないのだろう」ということです。本人は一生懸命会社のために頑張っているつもりなのに何故か芳しい評価をし …
09.「やる気ってどんな気」 よく「やる気」と言う言葉が使われますよね。 「やる気がある」「やる気が見える」「やる気を出す」・・・一体やる気ってどんな気なんでしょうか? 「気」とは体の中というか、心の中にあります。東洋の …
10.「阿吽の呼吸」 有る方と先日の夜お会いして、色々とお話をさせて頂いた中で「沈黙は金なり」という言葉がなぜ死語になったかという話がでました。沈黙が金という言葉が通用したのは、厳しい封建制度の中で、自分の立場や権利・・ …
11.「遠い道を行くコツ」 長距離を趣味とする友人が居ました。彼からこういう話を聞きました。 「長い距離を走る上で一番大切なことは、自分でレースの組み立てを考え、その組み立て通りのペースで走ることだ」と。 レースは生き物 …
12.「悔しさを肥やしに」 私の友人に「僕は賭け事も、ゲームも、スポーツも嫌い。」と言う人が居ました。 賭け事はともかくとして、何故スポーツが嫌いかというと「勝ち負けがあるから」だと言うんです。 勝てば嬉しいかも知れない …
13.「慣れると狎れる」 仕事に初めて就いた人によく「仕事に早く慣れてくださいね。」と言うような言い方を しますが、実は「なれる」と言う言葉を辞書で引いてみますと分かるんですが、全く意味の違う二つの漢字があります。 一つ …
14.「起承転結」 ある方が「人生は筋を通して折り目正しく生きた方がいいですよ。人間の一生も文章と一緒ですよ。」と話をされました。 文章にも色々ある。例えば小学生の作文なんかを見ていると 「今日山へ行きました。山は急でし …
15.「穴蛇~悪貨は良貨を駆逐する」 私の会社は自動制御という特殊な分野の電気関係の仕事をしています。従って社員の多くは電気のプロフェッショナルです。仕事はチームでやるのですが、評価はあくまでも個人の技術・技能・知識とそ …
16.「元気が湧いてくる魔法の呪文」 丸山さん、人間というものはね、うまくできてるんですよ。 あなたが力を入れて何かをしようとするとどうしますか。 そういった時には「せーの!」と声をかけますよね。 岩でも持ち上げるときに …
17.「厳しさが人を育てるか?」 丸山孝志の今日の一言は「厳しさが人を育てるか?」と言うことについて、ご一緒に考えてみたいと思います。 少年犯罪などの報道の度に、その背景に「家庭環境」があると指摘されます。家庭環境の内で …
18.「上手な楽しみ方」 人は誰でも楽しいことを願いますよね。 誰だって悲しい・苦しい・辛いことよりも楽しいことを願う。 しかし、最近私は周囲の人々の多くが、楽しみ方が下手だなと感じることが多いんです。 どう下手か?例え …
19.「全てに時がある」 ある人の本のタイトルに「1日に3度、成功のチャンスに出会っている」と言うのがありましたが、人は誰でも幸せになりたい、豊かになりたい、成功したいと願っているのではないでしょうか? でも、残念ながら …
20.「損得の話」 むかしある宗教家の方から「一升升(いっしょうます)と一合升(いちごうます)」と言う話を聞きました。 最近は一升などと言う計量単位は使われませんので、メートル法で話をします。その話はこんな話です。 「1 …
21.「病は気から」 昔からよく「病は気から」ということを言います。 ある本にこういうことが出ていました。 ある製造業の会社で先輩達の間で流行ってるひとつの遊びがある。 それは何かと言うと、新しく入ってきた社員がいると、 …
22.「融通無碍」 「融通無碍」という言葉があります。浄土宗の教えを説いた「歎異抄」の中の言葉だと聞いたことがあります。元々の意味は宇宙万物は何一つとして個々別々に孤立した存在ではなく、それぞれが互いに支えあい助けあい溶 …
23.「終わりよければ、次も良し」 毎年のことではありますが、12月に入ると「今年ももう終わってしまうのか!」と言う思いに愕然とします。特に年を取れば取るほどに1年という時間が短くなってくるような気がします。 20代・3 …