2018年3月11日(日)「2017年度善意の植樹、植樹会」が終了しました。
参加者は、本会会員、ビジター(福山市立大学生、および引率)、植樹申込み者及び同伴者、合計22名でした。

穏やかな天候に恵まれて無事終了しました。今年度の植樹は16本、品種は「神代曙」です。
植樹本数が少なかったので、あわせて先般ロータリークラブの皆様に植樹いただいた「ユキヤナギ」の手入れと、
「ファミリーパーク北広場」の桜の植え替えなどを同時に行いました。

ファミリーパークも後山園地も大勢の人でにぎわっていました。

詳しいご報告は後日、本会ホームページ、フェイスブック、会報などでお知らせします。
また、参加者・植樹寄付者の写真はそれぞれ直接お届けします。

以下に私のご挨拶を抜粋します。

「今日は、東日本大震災から7年目の日です。
私たちの住む備後地方は幸いこうした大規模かつ重大な自然災害が少ない地方です。
あまり自然災害に備えるという意識が薄いのも事実ですが、
今までそうだったからこれからもそうだという保証はありません。
普段から自然災害に対する備えを怠らないようにしなければならないと思います。

私はこの7年間で4回被災地に足を運びました。
そこで一番痛切に感じたことは「いつかは私も被災者」その思いです。

自然災害はどこでも起きる、誰にでも起きる。
明日私が被災者にならないという保証などどこにもない。そのことでした。
被災地の皆さんは当然特別な思いできょう3月11日を迎えられましたが、
私たちもよそ事としてではなく、いつかは自分たちもそうなるという思いを忘れてはならないと感じています。

さて、私たちが皆さんとともに始めたこの「善意の植樹」も17回目を迎えました。
おかげさまで今までに400本を超える植樹が出来ました。
ロータリークラブやライオンズクラブなどに植樹していただいた分を超えると500本を超えます。
もともとの桜を加えると1000本の桜がグリーンラインにあります。
そしてご存知のように昨年から「桜街道251プロジェクト」をスタートさせ、
沿線を中心に今後約10年で1000本の桜を植える計画です。

ここ数年、グリーンラインに関連して嬉しいニュースが続いています。
スカイラインへの対向車接近通報装置の設置、グリーンラインとスカイラインの大規模舗装工事。
福山初のトライアスロン大会、40数年ぶりの新しい公園の整備、スカイラインの法面の大規模改修工事、
そしてグリーンラインの二輪車通行新規規制の解除の動き、そしてこの春にはドローンによる桜の空撮も決定しました。

こうした素晴らしいニュースに接することができるのも、皆様のこうした支援のたまものです。
皆さんの支援できょうまで事業が継続できた感謝と、
今後もこの事業がずっと続いてゆくように皆様のご支援を心からお願いをいたします。」

(特非)グリーンラインを愛する会
理事長  丸山孝志