すでに新聞報道等でご存知の方も多いと存じますが、
グリーンラインの通行禁止規制解除が25日の広島県公安員会の会合で承認されました。
今後標識の整備等を進め、夏までには通行が出来るようになる見込みです。

本会は長年にわたってこの問題と取り組んでまいりました。
規制の解除を要望するだけでは、行政の理解は得られないので、
様々な活動を並行して行ってまいりました。

かつてグリーンラインは「松枯れと野犬と暴走族と不法投棄のごみのグリーンライン」と呼ばれていました。
現在松枯れ等による倒木は当時の数十分の一に減少しました。
野犬や捨てられ犬の保護は本会が直接手掛けただけでも50頭近くにのぼり、
現在ではほぼゼロになりました。
暴走族の抑止についても、啓発活動やパトロール等によりほぼなくなっています。
不法投棄のごみも、最盛期と比較すると回収量は数パーセントに激減しています。
併せて沿線の公園に桜を植えるなどして環境整備を図り、
遊休地を公園や広場として整備するなど、広範な活動を行ってまいりました。

こうした活動は地域住民や有志だけでなく、
福山市・広島県などの行政、国会・県会・市会の議員の方々など広範な理解と支援があって、
初めて成果を上げることが出来ました。

規制の解除にあたっても本当に広範で多様な支援や協力をいただきました。
ここに改めて篤く御礼申し上げます。
今後も皆様と力を合わせて、グリーンラインの環境の改善・保全の事業と取り組んでまいります。
引き続きご支援を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。

(特非)グリーンラインを愛する会
   理事長  丸山孝志