枝広市長が本日(23日)グリーンラインを訪問して下さいました。
就任以来、驚異的なフットワークの良さで激務をこなされている市長ですが、その貴重な時間を裂き、グリーンラインにお出でいただきました。

まず午前9時に後山園地においでになった市長が私たちの活動に労いの言葉をかけてくださった後の行動に驚かされました。特にご案内もしなかったのにすっとトイレに向かわれ、中をご覧になり、「きれいですね。良く手を掛けて下さっていますね。」と声を掛けて下さいました。「おかげさまで広島県からも、県内の自然公園の中で一番きれいなトイレと褒めていただいています。」と応えましたが、トイレ掃除を担当してくれている家内は本当に嬉しかったろうと思います。

その後、昨秋JACAの研修生たちが記念に植樹した桜や、善意の植樹をご覧頂きながら展望台へ。丁度その時期にぶつかってしまい、鳥の糞がひどくて恐縮しましたが、展望台からの景色に驚いておられました。あいにくガスがかかって四国の山並みなどは見て頂けませんでしたが、目の前の山をご覧になりながら、「あそこの木がなければ仙酔島が見えるのにね。」などと意見をおっしゃっていただきました。

また、公園中「危険箇所」のテープだらけなのをご覧になられ、「残念ですね。早く修繕してもらいたいですね。」ともおっしゃっておられました。
時間も押していたのでファミリーパークに移動しようとしたら「ちょっと道路の向側も見たいので。」と小走りに走り出され、またまたびっくりしました。第二遊歩道の入口で、遊歩道とその先の展望台の説明をさせて頂くと「そうか、片道10分以上掛かるのでは、今回は無理ですね。」と少し心残りなご様子でした。

その後ファミリーパークのキャンプ場(市民の森)と無料休憩所を見ていただきました。

駆け足のご訪問でしたが、本当に市民の目線に立った仕事をしていらっしゃるということが、言葉の端々でよく伝わり、また頭の回転の速さには驚きを禁じえませんでした。
「こうした場所を守る上で、市民の皆さんの協力がどれほど大切な、貴重なものかを再確認させていただきました。これからも宜しくお願いします。」と過分のお言葉を頂戴しました。

本会が今年から取り掛かろうとしている「桜街道251プロジェクト」も、この市長ならきっと応援していただけると勇気と希望が湧いてきました。この訪問には宮地徹三福山市議会副議長、福山市観光課長・公園緑地課長も同行して下さいました。お三人とも多忙な用務の中をわざわざおいでいただき、温かい言葉を頂戴して本当に嬉しく思いました。

これからも「官民協働連携のモデルケース」として、信頼関係に根ざした協働が進んでゆくことを確信できました。

2017年5月23日
(特非)グリーンラインを愛する会
理事長 丸山孝志