特定非営利活動法人 グリーンラインを愛する会

26,明日があるさ、夢がある~経済振興的視点から見たビジョン~

26,明日があるさ、夢がある~経済振興的視点から見たビジョン~

様々な視点から「グリーンラインには観光的価値だけでなく経済的な価値もある」と主張し、その価値を活かすための条件を話してきた。以下に私見ではあるが「この様な施設や企業をこの様な形で」と言う提案をしてみたい。無論実現性を無視した夢物語ではない。私なりに採算性等を検討したプランである。これらのプランの実現には通信回線・公共交通のアクセス等インフラの整備は不可欠であるが、これについては別の機会に触れたいと思う。

 

* 観光・娯楽施設

ありきたりだがホテルは是非欲しい。それも出来るだけ高級な雰囲気を持った、出来るだけ小さなホテルが良い。高級で大きなホテルを造るには費用も掛かる。当然維持費も大きくなる。毎日5組も泊まれば採算に合うくらいのホテルがグリーンラインには似つかわしい。但し、景観に負けないくらい、下界のホテル群に引けを取らない設備や、サービスや、料理でなくてはならない。またペンションやログハウスも有望だと思う。個人的趣味で言えば展望露天風呂など是非欲しいと思う。

また、最近山間部の過疎地区で古い民家が次々に壊されている。これをグリーンラインに移築し、レトロ村を作るのもおもしろいのではないか?ここを地元などの陶芸、染色、織物、鍛冶屋、炭焼き等をする人たちに貸与する。その見返りとして土曜日、日曜日、祭日等には一般に作業場を公開してもらう。無論作品を販売したり、技術の指導などもしてもらう。その村の中に食堂や売店などを設置する。また牧場も良いと思う。住宅地に近い牧場は常に悪臭や糞尿などの公害の苦情を抱えている。また車や生活騒音により家畜もストレスに曝される。水の確保の問題はあるが、グリーンラインならば民家から離れ、車の通行量もそれほどでもないのでこの様な問題を避けられる。観光牧場を併設することも良い。産直の新鮮な肉が食べられる。ラベルの張り替えも、鮮度の心配もしないですむ。これらの施設はいずれも「グリーンライン環境保護条例」的な条例で敷地面積に対しての樹木の面積を確保させ、建坪率にも厳しい制限を設けて環境の維持が図れるようにする。それだけ贅沢な土地の使い方をしても、充分に地価は安くつくはずだし、緑豊かな環境こそがグリーンラインの最大の価値であるのだ。

 

* 健康・福祉施設

「健康な人のための病院」と言うのを考えてみた。ホテルに泊まって健康診断をしてもらう。検査だけでなく、食事や生活習慣、運動の方法や量、ストレッチやダイエットなどの指導も受けられる。宿も食事も病院の味気ないそれではない。一流ホテルの設備とサービスを備えた病院を作るというのはどうだろう。年に一度健康チェックをかねて美しい自然の中でゆっくりと心と体をいやすのである。

 

* 創造企業・創造部門

企画、開発、研究、設計等の部門やクリエーティブな仕事をする企業にとってはグリーンラインにオフィスを設けることには大きなメリットがあると思う。通勤にもそれほど大きなハンディはない。中心部に通勤するようなラッシュもない。仕事の環境も快適である。コンクリートのジャングルの中で、車の騒音と濁った空気に取り囲まれて仕事をするよりも、小鳥のさえずりを聞きながら、窓から差し込む明るい日差しと新鮮な空気、美しい景色を眺めながら仕事をする方が、どれほど快適であることか。そしてそれがどれほど思考の質や創造性を高めてくれることか。

 

* 緑の中の豊かな住環境

グリーンラインを別荘地ではなく、住宅地として開発したいと思う企業もあるだろう。この場合、先に述べた「グリーンライン環境保護条例」が是非とも必要である。敷地いっぱいに家を建て、申し訳のような庭に草花を植える式の宅地開発を許さないことが肝要である。最低でも敷地は建物の面積の5倍以上は確保すべきである。そして各戸とも最低10本以上の木を植える。夜間の星空を守るため、街灯は上方に光を拡散しないものを設置する。門灯にも規制を設ける。この様にしてグリーンラインの環境を守り、グリーンラインの価値の下落を防止するのだ。緑の中の豊かな住環境・・・夢のような話に思うかもしれないが、地価の安いグリーンラインなら充分に可能であろう。

 

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グリーンラインを支える施設のひとつ「中川美術館」

大陽新聞連載~よみがえれグリーンライン~

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