またまた悲しいメールが届きました。
下記に引用します。(ご本人の了解を得ました)

(以下引用)
初めまして。
二輪通行禁止の件で連絡致しました。
この度、警察官より違反切符を切られました。
違反は私の不注意なのでそれは認め謝罪し罰金を支払いました。
しかし、鞆の浦観光はグリーンライン へという看板が設置してあり誘導を促しているのに行った先は二輪禁止だというのは変だと思います。
すでに広島県警、広島県の担当部署、フジテレビに情報提供や抗議、苦情はさせて頂いています。
そちらのNPOさんからもこの件に関してより一層積極的になって頂きたいです。
今回の件があったので私は二度と鞆の浦には行きませんが、二輪車にも優しい道路になることを願っております。
(引用終わり)

このメールへの私の返信も載せておきます。

(以下返信)
ホームページからのメールを拝読しました。
お怒りのお気持ちも、おっしゃる事の内容についても、まったく同意です。
実はこの件に関し、本会も過去何年にもわたって所轄の福山西警察署への働きかけを行っています。
署名を添えて要望したことも、広島県の東部建設事務所と同行したこともあります。
しかし残念ながら現在まで解除は実現しておりません。
私たちの立場から見る限り、警察は解除後に起きることの責任を取りたくないとしか見えず、県も市も、出来れば関わりたくないとの姿勢にしか感じられません。
悔しい思いを何年も抱き続けています。
その間にも何人ものビジターの方が、**様と同じように違反切符を切られ、せっかくの旅の思い出を傷付けられ、「二度と鞆には行かない」と言う思いを持たれます。当然その出来事は周囲の人たちの、広島県の、そして福山市の観光行政の評価を変えてゆきます。
その事の重大さを関係者の方々にわかっていただけないのが悔しいです。
私たちも要所への「終日二輪車通行禁止」の看板の設置などで、こうした事態を少しでも抑止すべく努力はしていますが、私たちの力不足を恥じるばかりです。
しかし、**様の思いを決して粗末には扱いません。
私たちとしての努力はこれからも続けてゆきます。
グリーンラインの二輪車通行禁止が解除されたら、すぐにメールを差し上げます。
愛車でおいでください、グリーンラインでお会いしましょう。
**様からのメールを匿名で使わせていただいてもよろしいでしょうか?
お許しをいただければ、関係先にも転送したいと思います。
(返信終わり)

このメールをお読みいただいた方々、それぞれのお立場でどのようにお感じになられ、お考えになられるでしょうか?
「仕方のない事」で放置しておいてよいとお考えでしょうか?
この方だけでなく、過去数年で5名以上の方からメールやお電話での苦情をいただきました。
「県に言っても、市に言っても、警察に言ってもまともに取り合ってもらえないから。」と、
私のところに苦情をおっしゃる方々の、思いに対して応えることの出来ない非力な私たちの立場を悔しく思っています。
そして人の口から口へ「広島へ行ったら」「福山と言うところは」「鞆の浦には」・・・そういう声が広がって行くのを本当に悲しく思います。
今のグリーンラインに「グリーンラインを終日二輪車通行禁止」にする必要があるのでしょうか?
通行禁止を解除しない本当の理由はいったい何なのでしょうか?
ご存知の方がおられましたら、お教えください。

最後に私の返信に対する**様の返信も転載しておきます。

(返信への返信)
関係者各位に転送するのは構いませんが、私も何とかしたいという思いから考えつく所には既にこの件を連絡済みです。
それでも宜しければ是非使って下さい。
1番納得いかないのは看板でグリーンラインへ誘導していること。
それを利用して警察も取り締まりしているということです。
大変悪質な取り締まりだと思います。
でも、グリーンラインを愛する会様の丁寧な対応から二輪通行禁止が解除された時には再度、鞆の浦に愛車で訪問したいと思います。
過去に事件があったり、暴走族の問題など色々と難しい点もあると思いますが、これからもご活動頑張って下さい。応援しております。

長文で申し訳ありません。
皆様のご意見をお待ちします。

(特非)グリーンラインを愛する会
   理事長  丸山孝志